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フコイダンとは

 

コンブやワカメ(一部位であるメカブを含む)、モズクなど褐藻類のヌルヌルした粘質物に
多く含まれる食物繊維です。

 

フコイダンに関する研究として培養細胞または実験動物を使った基礎研究で、癌細胞に対する効果、
炎症反応、免疫反応、脂質代謝、血管新生などに対する効果が研究されています。

 

現在は九州大学などの国立大学をはじめ、一般企業の研究機関などでも研究が続けられています。

日本国内よりも海外の研究者に評価が高い栄養成分です。

 

 

高分子か低分子か

 

フコイダンが含まれているサプリメントには低分子フコイダンと高分子フコイダンがあります。

フコイダンは、平均分子量が20万分子を超える高分子の成分です。人間が体内へ吸収できる分子
量がおおよそ500分子とも3,000分子以下とも言われていて、はっきりした分子量はわかって
いません。

 

健康に良いといわれる「フコイダン」を摂取しても、身体が吸収してくれないのであれば、何の役
にもたたないのです。どれだけ良いものであっても、分子量が大きいために、含有されている成分
の数%しか吸収できなければ意味がありません。

 

フコイダンを低分子化する最大のメリットは、効率良く体内へ吸収されるという事です。更に、胃腸
の弱った方やご年配の方でも容易に吸収することができます。

 

しかし、フコイダンの分子量を小さくすることは容易ではありません。
フコイダンは糖が10個以上脱水結合している多糖体に硫酸基が結合してできています。硫酸基を結合し
たまま低分子化することは非常に難しいとされていて、硫酸基の結合のないものはフコイダンではなく、
ただの多糖類とされます。

 

フコイダンの抗腫瘍活性の詳細なメカニズムについてはまだわかっていない部分もありますが、最も主要
な説としては、腸に存在するリンパ装置(パイエル板表面のM細胞)に、消化されないままの高分子が取り
込まれることで免疫系が活性化し、腫瘍細胞の増殖を抑制していくことが考えられています。つまり、高
分子であることが重要であるといえます。

 

フコイダンの生理活性は、抗腫瘍効果、高血糖抑制効果、LDLコレステロールの減少、血管新生抑制等があ
げられますが、これらは全てフコイダン(高分子多糖類)の試験結果であり、現在もさまざまな研究機関で
研究が進められています。