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生薬として

 

ショウガの根茎は生薬として生姜(しょうきょう)と呼ばれ、中国では紀元前
500年頃から薬用として利用されています。

発散作用、健胃作用、鎮吐作用があるとされています。発散作用は主に発汗によ
り寒気を伴う風邪の初期症状の治療に使われ、健胃止嘔作用は胃腸の冷えなどに
よる胃腸機能低下防止などに使われることが多くあります。

辛温(辛味により体を温める)の性質を持つため、中国医学で言われる熱証(熱
を持ちやすい体質)にはつかいません。

ナツメとの組み合わせで他の生薬の副作用をやわらげる働きがあるとされ、多数
の調剤に配合されています。

表面の皮を取り去り、蒸して乾燥させたものは乾姜(かんきょう)と呼ばれてい
ます。興奮作用、強壮作用、健胃作用があるとされます。生姜よりも熱性が強い
辛熱の性質があるとされるので胃腸の冷えによる機能障害では乾姜を使う場合が
多いようです。

 

 

いくつかの研究では、妊婦の吐き気・嘔吐の緩和に役立つかもしれないとの証拠
があるようです。

日本薬局方においては、単に乾燥させた根茎を生姜(しょうきょう)、蒸してから
乾燥させたものを乾姜と区別しています。
乾生姜(かんしょうきょう)とは、新鮮な生姜(鮮姜、せんきょう)に対して区
別する言葉として使用されており、日本薬局方の「生姜」と同じものです。

また、生姜を加えた葛湯は、体を温めて、免疫力を高めるため、風邪の民間療法
によく用いられています。

生のショウガや搾汁液には、主要食中毒原因菌のサルモネラ菌、カンピロバクター
ビブリオ属菌、黄色ブドウ球菌に対する殺菌(増殖抑制)作用は無く、アスコルビ
ン酸など含有成分の影響により大腸菌に対しては菌生育促進効果が有ることが報告
されていいます。また、酒造酵母の増殖を促進する効果も報告されています。

 

 

更に、チューブ入り摺り下ろし加工品での発育阻止作用を調べた試験では、効果
が無いことが報告されていいます。ただし、甘酢漬け品(ガリ)では、食酢が増殖
抑制作用(抗菌作用)をもたらしています。

一方、精製分離したギンゲロールなどの精油成分には幾つかの細菌の増殖を抑制
する効果のある事が報告されています。しかし、有効性があるとする報告は一部
の細菌と大腸菌性下痢に対するものです。

かつて、アメリカのデザイナーフーズ計画ではダイズと共管予防食品の上位グルー
プに属していました。

有効性の有無

消化不良、鼓腸、疝痛、嘔吐、下痢、胃痙れん、その他の胃障害、食欲増進があげられています。
消化不良への使用を承認されています。
術後の吐き気、嘔吐に対して有効性が示唆されています。