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菊芋のパワーと効果

菊芋の成分について

菊芋の主成分は多糖類イヌリンを含む食物繊維です。

いきた菊芋には13%~20%のイヌリンが含まれています。

また、他のイモ類と異なりデンプンはほとんど含まれていません。

 

菊芋100gあたりの主な栄養価

炭水化物                    14.7g
(デンプン)                2.8g
(食物繊維 )               1.9g

脂質                            0.4g

タンパク質                    1.9g

 

イヌリンとは

 

植物の貯蔵用多糖類の一種です。植物が発芽するときのデンプンとともにエ
ネルギー源としての役割があります。しかし、デンプンと異なり人間の消化
器では分解することができません。

ヒトの体内では、大腸の腸内細菌叢(チョウナイサイキンソウ)により代謝
されます。したがって栄養成分表示では食物繊維として扱われています。

 

イヌリンの栄養上の優位性

 

薄味から甘めのものまで多くの食物製品に使用されています。実際には砂糖
脂肪、小麦粉の代わりに使われています。

イヌリンのカロリーは、炭水化物の25%~33%、脂肪の11%~17%、
しかありません。

さらに、カルシュウムやマグネシュウムの吸収を促進します。また、腸内の
バクテリアの活動を増進させます。

 

イヌリンの人体への効果

 

体内においてアミラーゼとプチアリンという酵素により消化されません。
したがって、消化過程でイヌリンが単糖類までに分解されないので、その摂
取により血糖値は上昇しません。それどころか前後に摂取した他の糖質の吸
収を穏やかにする効果があります。

さらに、一部の腸内細菌により短鎖脂肪酸へと代謝され、血統調整ホルモンの
GLP-1に作用することでインスリンの分泌を活性化します。そのため糖尿
病に対する有効な食事療法と期待されています。

そのほかイヌリンのインスリン分泌にたいする選択的な活性化と抑制は体内
のインスリン感受性を上昇させエネルギー利用効率を上昇させます。

そのため、インスリン摂取により短鎖脂肪酸を供給することは食事性肥満の
防止に有効です。実際にヒトを対象とした臨床試験で血中中性脂肪を低下さ
せたこうか効果が報告されています。

 

副作用について

 

難消化性の水溶性食物繊維ですので摂り過ぎによる下痢などの報告があります。
1日あたりの適正な摂取量は10g程度がよろしいでしょう。
イヌリンに限らず消化が悪いものは過度に摂り過ぎるとお腹を壊します。